スカッシュは、イギリスで誕生したインドアスポーツの一種です。四方を壁に囲まれた閉空間の中でボールを打ち合う競技で、中が空洞の、比較的跳ねない小さなボールを使います。世界185か国で2000万人がプレーしているとされています。東京五輪の追加競技の最終候補に入ったことで話題になりました。
幅6.4メートル、奥行き9.75メートルの四方を壁に囲まれた空間がスカッシュコートです。
コートによっては小さめに作ったものなども存在します。
正面の壁に向かってボールを打ち、相手プレイヤーとラリーするのが基本的な流れです。テニスなどと同じように、プレイヤーはボールが床にツーバウンドする前に打ち返さなければなりません。また、打ち返したボールは、床より先に正面の壁に当てなければなりません。
四方の壁には有効範囲があり、有効範囲外にボールが当たるとアウトとなります。
有効範囲内で壁の使い方は自由です。そのため、横の壁に当ててから正面の壁に当てることもできます。
一対一で行うシングルス、二対二で行うダブルスがあります。
ルールについては、日本スカッシュ協会のサイト内の公式ルールブックのページや、wikipediaに詳しく載っています。
・ラケット
テニスラケットよりも細い、独自のラケットを使用します。
ラケットボールのものとも異なります。
・ボール
中が空洞のゴムボールを使用します。
テニスのものなどと比べてかなり小さく、あまり弾まないという特徴があります。
・ウェア/シューズ
ウェアは基本的に自由です。シューズも室内用のものであれば大丈夫です。
自分好みの格好で楽しくプレーしましょう!
なお、スカッシュ用具に関して、当サークルが利用する施設でウェアを除く道具の貸し出しを行っていますので、これらに関して個人で準備する必要はありません。ただし、レンタル料(ラケット・ボールのみの場合330円、シューズもレンタルする場合550円)がかかります。
・健康にいい
消費カロリーは1時間当たり700kcalとも言われており、ラケットボールと同様に運動不足解消に適した競技であるといえます。
ストレス解消にもつながります。
・天候に左右されない
室内でプレーするので、天候に左右されず楽しむことができます。
・楽しい
プレーヤーそれぞれに合わせた楽しみ方ができます。
勝負するもよし、ラリーを続けるもよし。
子供から高齢者まで生涯スポーツとして楽しまれています。
・練習しやすい
ラケットボールと比較して練習施設が充実しています。
関東を中心に全国各地に練習場があり、その総数はラケットボールコートの約5倍です。
(ラケットボール九大2調べ)