ラケットボールとは


ラケットボールは、1950年ごろアメリカで誕生した比較的新しいインドアスポーツの一種です。天井・床を含む六方を壁に囲まれた閉空間の中でボールを打ち合う競技で、スカッシュと似ています。プレイヤーに年齢・性別を問わないことや、消費カロリーが他の競技に比べて非常に大きいことが特徴です。


コート

幅・高さ6.1メートル、奥行き12.2メートルの六方を壁に囲まれた空間がラケットボールコートです。

ルール

正面の壁に向かってボールを打ち、相手プレイヤーとラリーするのが基本的な流れです。テニスなどと同じように、プレイヤーはボールが床にツーバウンドする前に打ち返さなければなりません。また、打ち返したボールは、床より先に正面の壁に当てなければなりません。それ以外の壁の使い方は自由です。そのため、後ろの壁や横の壁に当ててから正面の壁に当てることもできます。

一対一で行うシングルス、二対二で行うダブルスの他に、一対一対一の三人で行うカットスローなどがあります。

さらに詳しいルールは、日本ラケットボール協会(JARA)のサイト内の公式ルールブックのページに載っています。

道具

・ラケット

 テニスラケットよりも短く軽い、独自のラケットを使用します。

 スカッシュのものとも異なります。

・ボール

 テニスボールよりもやや小さいゴムボールを使用します。

 スーパーボールほどではありませんが、よく弾みます。

・アイガード

 高速のボールから目を守るために、アイガードの着用が必須となっています。

・グローブ

 ラケットの操作性を高めるために好みに応じて着用します。

・ウェア/シューズ

 ウェアは基本的に自由です。シューズも室内用のものであれば大丈夫です。

 自分好みの格好で楽しくプレーしましょう!

 

なお、ラケットボール用具に関して、当サークルではウェア、シューズを除く道具の貸し出しを無料で行っていますので、これらに関して個人で準備する必要はありません。

 

ラケットボール道具
ボール・ラケット・アイガード

特徴

・プレイしやすい

 テニスやスカッシュなどのラケットよりも短く振りやすいラケットを使用するため、

 初心者でも簡単に打つことができます。

 また、ボールの反発力が強いため、飛ばすのにほとんど力が要りません。

 さらに、ネットもアウトもないので、前にさえ打てればラリーを続けることができます。

・健康にいい

 消費カロリーは1時間当たり800kcalとも言われています。

 これはテニスの約二倍であり、運動不足解消に適した競技であるといえます。

 また、プレー時のボールのスピードは初心者で70km/h、上級者で300km/hにもなり、

 思い切り打ちあった時の気分は爽快です。

 ストレス解消につながることも期待されます。

・天候に左右されない

 室内でプレーするので、天候に左右されずラケットボールを楽しむことができます。

・楽しい

 壁と天井を自由に使えるので、球速が遅くても相手を幻惑することができます。

 初心者でもコースをうまくつけば経験者を簡単に倒すことができるのです。

 シンプルにラリーするのも楽しいです。